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広報資料

藤田医科大学様発表
低濃度オゾンによる
新型コロナウイルス不活性化試験についての広報資料

はじめに
当研究へご尽力いただきました関係者の皆様に心からの御礼を申し上げます。

この度はこのコロナ禍において逼迫する医療機関で日々闘っていただきながら
昼夜を分かたずのご研究成果発表まで達成できたこと

村田教授 星長理事長 湯澤病院長をはじめ、藤田医科大学の皆様に心からの敬意と御礼を表します。

この度の結果は人畜無害のオゾン濃度で新型コロナウィルスに対して有効であり
検証において新型コロナウイルスはオゾン濃度依存性だけではなく、
CT値を利用した再現性を証明していただきました。

困難な実験に真摯に対応していただきましたこと関係者の皆様に、心から御礼を申し上げます。

藤田医科大学様
プレスリリース

低濃度オゾンによる新型コロナウイルス不活性化実験
実験には当社機器をご利用いただきました。

実験結果についての広報資料

2020年8月26日発表
藤田医科大学 医学部 ウイルス・寄生虫学講座 村田貴之教授からの発表です。

低濃度オゾンによる新型コロナウイルス不活性化実験にて当社機器「LOOP」「BIOZONE NEO」
によって0.05ppm/0.1ppmの低濃度オゾンによる新型コロナウイルスが
除染されることが実験によって明らかにされました。

日本産業衛生学会、および独立行政法人 産業技術総合研究所の提唱する
有人環境下でのオゾン濃度0.1ppm(米国FDAでは0.05ppm)を室内に常時散布する事で新型コロナウイルス感染リスクを低減させると実験結果から考察できます。

【参考資料】2020年9月28日発表
米国 国立生物工学情報センターからの発表によると、

屋外の大気オゾン濃度が高い地域において新型コロナウイルスの感染率が低くなるとの論文が発表されています。

We quantified the COVID-19 transmissibility by the basic reproductive number.
• The COVID-19 transmissibility could be negatively associated with ambient ozone.
• The daily 1-h maximum ozone might cover 7.6% of the transmissibility variability.
• It echoes a previous study of negative effects of ozone on the flu transmission.
• The ground-level ozone may be a “double-edged sword” to public health.

※地表におけるオゾン濃度の高まりは、公衆衛生(健康)にとて”諸刃の剣”であるとの記載がありますが

これは、極端な大気中のオゾン濃度の極端な高濃度化(いわゆる光化学スモッグなど)を示しているとされ

0.1ppmの安全な濃度に人為的にコントロールする事が有効であると再認識します。

THE DIFFERENCE
違いについて

奈良医科大学様の実験との
違い、注意点について

2020年5月14日に公立大学法人 奈良県立医科大学発表の【オゾンによる新型コロナウイルス不活化の条件を明らかにした】という実験結果との違い。

散布するオゾンの濃度が1ppm/6ppmと、比較的高濃度であり、人がいる空間では使用できません。
これは、オゾンによるコロナウイルス感染症患者の使用施設を、無人環境下で短時間で除染し迅速に再使用を行う事を実証する為の実験です。

CT値60 で99%を除染
CT値330で99.99%を除染

この実験結果により、医療用オゾンガス消毒機【BT-088M】※管理医療機器クラス2によって全国のコロナ病棟で使用されています。

INTENTION
未来への意思

今後のオゾン消毒・除染技術の臨床応用について研究を進めます

新型コロナウイルスの感染症は、私たちの生活様式を大きく変えました。

国連・WHOが発表した2050年問題。
薬剤耐性(AMR)による死亡者数は年々増加し、2050年には現在の10倍以上の1,000万人が死亡すると想定されています。

この問題も含め、感染症への対策として薬剤に頼り切らない、
オゾンによる耐性菌を生まない消毒手法などをもっと臨床や生活の場に浸透させることが必要と当社は考えております。

当社は、東海大学医学部付属八王子病院教授 長谷部 光泉先生にご協力をいただき、
実際の臨床現場での効果などのご検証を実施してまいります。